自叙伝
これはいつぞやに見た夢の続きである。支離滅裂で論理の通っていない会話が繰り広げられますが、あくまで私の夢に過ぎないので悪しからず。 僕「でも、最悪でもない」 彼女の身の上話を聞いて、思わず僕はそう言った。 ???「はい?」 僕「確かにさ、この…
諦めることなんてできなかった。できるわけがなかった。自分は他の人とは違う。自分は誰よりも努力ができる。何もかもを犠牲にして利を追求することが僕にはできる。その覚悟がある。友達も、流行の音楽もゲームも、青春もいらない。だから、僕が勝つ。そう…
僕とKが話すことは二度となかった。 「信じるよ、私は」 除け者の僕にそう言ってくれたKが気になって仕方なかったのに、3年の時はクラスも違ったこともあって話すことはなかった。話すチャンスはいくらでもあった。でもそれができないのが僕という人間な…
歪んだ認知と狂った矜持 同級生が当たり前にできることが私にとっては途方もなく難しいことだった。だから、「これさえあればいい」っていうものがどうしても欲しくて、必要で、がむしゃらに頑張っていた。孤独は強さだと、友達がいないことは利であると信じ…
私は一度も同窓会やらクラスの集まりに呼ばれたことがない。 ただ学ぶだけが目的なら学校に行かなくてもいい。学校に行くことの最も大きな意味や価値は、集団生活にあるのではないかと私は思う。 こんな私でも小中高大と不登校や留年することなく学生生活を…
36年間、、いや、あと1カ月ちょっとで私は37歳になります。実に37年間彼女なし。友達と呼べる存在もいません。大学卒業後、何かを目指していたわけでも何者かになろうとしていたわけでも、ましてや信念があったわけでもなく、7年間もフリーターを続…