体調がすこぶる悪い。
唾を飲むと喉が痛いし、鼻水が止まらない。
きっと昨日の面接のせいだ。
悲惨だった。
面接官は推定50前後の校舎長と40代の男の2名だった。
校長室のような狭く暗い部屋で行われた。
loser「これから30年以上働くことを考えた時、目先の、自己の利益を追求することを主眼とした働き方よりも誰かの役に立つために働き、やりがいを感じる働き方をしたいと考えております。」
loser「教育機関での仕事は、これからの将来を担う若者と関わり、社会で活躍するための土台をつくる責任重大な仕事だと思います。それゆえ、やりがいも大きく社会貢献性の高い仕事だと魅力を感じております。」
面接官「社会の底辺さんが考える自分の強みを教えてください。また、それをどう仕事に活かせそうですか?」
面接官「営業に向いていないと感じているとのことですが、私たちの仕事は生徒や保護者とのコミュニケーションがまず何より大切になってきます。また、入校や受講を勧めるといった営業的な仕事もあります。大丈夫ですか?」
大丈夫なわけねえだろっっ!!!!!
当たり障りのない返しはした。
でも、とてもじゃないが、もう
よくわかったよ
まともな奴なんて居やしないんだって
みんな、折り合いをつけながら本当の気持ちは隠し隠し、殺し殺し生きている
社会からハブられないよう演じて生きている
そのまともなフリをしている奴らが
世の中の主役
営業は無理、肉体労働は嫌だ
子供のまま大人になれなかった私みたいな人間は
虐げられ淘汰されるべき存在
決して日の目をみることのない永遠の日陰者
わかってる
でもさ
今さら、まともなフリなんて出来るわけないじゃん