ご無沙汰しております。
3カ月以上も更新できず、申し訳ございません。
おそらくもう読んでくださる方はいないと思いますが、
自分が生きた記録としてこの3か月、一体何があったのかを書き記しておきます。
2020年10月、労働環境・待遇をめぐり面談
9月末に完全に精神を病み、10月5日(月)の朝、
ついに私は動けなくなった。
4月に今のごみ溜め(職場)に入社してからというもの、
毎朝、尋常ではない絶望感を感じているが、その日は絶望感を通り過ぎて、、、
無でした。
寝る前までは「死にたい、人に会いたくない、上司の声を聞きたくない、監査に行きたくない、死んだ方がマシ、休みたいけど監査どうしよう、、、」など色々な感情が渦めいていたのですが、人間、ギリギリまで追い込まれると防衛反応からか何も考えられなくなるのだと身をもって知りました。
その日、私は無断欠勤をした。
(いやいや、社会人として30超えた大人としてヤバいだろ、低おじ。電話くらいしてから休めよカス。)
何も考えられなかった、体が動かなかった。
心は、感情は死んでいた。
私は弱かった。この社会を生きていくにはあまりにも弱かった。
9時半頃、スマホが鳴った。
その瞬間、私は微かに正気に戻った。
「やばいやばいやばいやばい出たくない出たくない出たくないどうしようどうしようどうしよう」と半ばパニックになりつつも電話に出る。
所長からだった。
まずは連絡しなかったことを誠心誠意謝り、身体が怠いこと、鬱っぽいことを包み隠さずに伝えた。
あまりに怒られるようなら、そのまま退職したい旨を伝えようと思っていた。
だが、所長は普段では信じられないくらい優しかった。
所長「社会の底辺さんには一年目だというのに多くの仕事を任せてしまっていて本当に申し訳なく思っています。黙々と仕事をこなしてくれる社会の底辺さんに甘えてしまった。仕事の割り振りを今一度見直すので、体調が回復したらめげずに出勤してください。今日行う予定の監査先には私から連絡を入れて置きます。気にせず休んでください。」
とのことだった。
......申し訳なく思っている???
少しでも申し訳ないという気持ちがあるのなら、月のサビ残60時間超えている30代童貞に賞与3万円とかいう舐めた真似は間違ってもしないだろう。
ただ圧倒的に人手不足ですぐ辞められたら困るだけだろ。
今さら善人ぶるんじゃねぇよ、、、と思いつつも自分は、、、、、、
救われた気持ちになっていた。
30年以上生きてきて今まで誰からも必要とされてこなかった。
それが安い労働力としての買いたたきであろうと自分は所長の言葉に救われていた。
そんな自分がどうしようなく嫌だ。
次の日は何とか出勤した。
死ぬほど出勤しづらかったが、これ以上休んだら自分はもう駄目だと思った。
朝、所長が私の顔を見ると安堵の表情(マスク越しだから確かではないが)を浮かべ、話しかけてきた。
所長「、、、よかった、、、おはよう。体調は大丈夫そうか?」
loser「おはようございます。はい、お陰様で大分良くなりました。本当に申し訳ございませんでした。」
所長「良くなったならOKです。朝礼が終わったら会議室で話しましょう。」
ついにこの時が来た。
予定では12月に待遇の改善について交渉するつもりだったが、ここで決める。
私はもう耐えられない。
これ以上、自分を貶めたくない。
主に言うべきことは3つ。
・積み重ねた200時間を超えるサビ残の残業代の請求
・給料・賞与の引き上げ
・業務量の見直し
今まで現実に、自分の人生に真剣に向き合ってこなかった。
傷つくのが怖いから。
勇気がないから。
ほんの少しでいい。今だけでいい。人並みの勇気をください。
そんなことを思いながら私は面談に臨んだ。
手取り17万30代童貞、尊厳をかけた面談が今始まる。
続く
昨日の29日でやっと仕事納めとなりました。
休みは1月3日までです。
確定申告の手引きを熟読することくらいしか予定がないので、近日また更新します。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
良いお年をお迎えください。