運命は勇気ある者を助ける。ただし、社会の底辺loserは除く。
本日20時44分退勤
使ったお金はお弁当代250円
残業100時間オーバー手取り20万大卒36歳童貞が涙目になりながら所長に自身のミスを報告した。これで昇給は絶望的。減給濃厚牛乳だろう。
そんなことは百も承知だった。
それでも私は報告した。理由はたったひとつ。
自分をこれ以上嫌いになりたくなかったから。
大学卒業後、7年間も現実に立ち向かわず自分に都合のいい言い訳をしては親の脛をかじりながらダラダラとバイトを続けてきた。怠惰の限りを尽くした。そして、やっと正社員になったかと思えば現実逃避からギャンブルを始めて莫大な借金を背負った。
全ては現実から嫌なことから目を背けてきた結果だ。
もうそれはやめよう。その根本が変わらない限り、自分の人生が好転することはない。
そんなことはわかっていたさ、でも変われなかった。
散々、逃げ回った。子供のように泣き喚いた。
もう十分だろ? これ以上自分を貶めるのはやめだ。
そんなヒロイックな気持ちで私は所長に告げたのだ。
そしたら、、、
所長「逆じゃなくて良かったね(笑)まぁ、経済的損失はないし〇〇は欠損金もあるからねぇ。このままというわけにもいかないし今回は修正して、報告の時に一部売上の期ズレが生じてしまっていたことをさらっと説明するくらいでいいんじゃないかな?」
......想像した100倍くらい軽かった。
だが、どっちだ?
確定申告でミスを連発したことにより、すでに私には呆れていて減給が確定しているからこんなにも反応が薄いのか?私はすでに見限られているのか?
それとも大したミスではないと思っているのか?
考えてもどうしようもないことばかりを考えてしまう。
果たして私は勇気ある選択をしたのか?
昇給の面談後に話して、自分の利を追求するべきだったのではないのか?
私は自分が早く楽になりたかっただけではないのか?
今はただ土日の泊まり込みのバイトに行きたくない