社会の底辺loserのブログ

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36歳童貞の人生2回目デート

 

2024年6月8日 土曜日
私は人生2回目となるデートをした。    
10時半に起床。本当は9時に起きる予定だったが、案の定、夜眠れず何をとち狂ったかXで人生初のスペースを始めてしまう始末。    
デート前夜に何をやっているんだろうか自分は。でも想像以上にみんなも自分も楽しめて、そのことは良かった。参加してくださった方、ありがとうございました。
また近いうち、やろうと考えておりますのでその際は是非!

会うのは15時からだが、その前にやっておきたいことがあった。    
それはランニング。ここ最近、というか5月の繁忙期で大分太ってしまい腹回りに肉が付いてしまったのだ。    
あと顔が太ったというかむくれてしまった。不摂生、睡眠不足の影響だろう。    
11時~12時半の1時間半で走ったり、歩いたりしてとにかく汗を流した。    
お風呂で鏡を見たら、心なしか昨日より少しだけ顔が引き締まっているような気がした。    
デート前あるあるなんじゃないかと思うが、もちろん昼飯は抜いた。    
14時半、家を出る。
覚悟は決まっていたが、おそらくこの時が一番緊張していたと思う。    

 

15時~15時半 お迎え・移動
同期の家の前に車を停めるのはもう5回目になるが、相変わらずこのドキドキ感はやばい。    
同期は実家暮らしなので、親御さんが出てきたらどうしようという圧倒的不安。    
いや、普通に職場の同僚です、お世話になっておりますと挨拶すればいいのだが、なにせ年齢が離れているから怪訝がられそうで怖い。    
と心配していのだが、車を停めるや否や秒で同期が出てきた。    
恰好は予想した通り、黒タイツ?のザ・スポーツするための恰好だった。    

私「お疲れ!いいね!ガチ感ある」    

同期「お疲れ様!ガチだから笑 飲み行く前に戻ってくれるんですよね?」    
飲みに行く前に同期は着替えたいらしく、居酒屋に行く前にここにまた戻るという話になったのだ。私は心配事を口にする。  

私「それは別にいいんだけど、ずっと家の前に車停めていて大丈夫かな?」    

同期「10分くらい大丈夫ですよ」    

私「あ、えーっと、親御さん出てきたりしない?(^^;」    

同期「出てきませんよ笑 ビビッてんの?笑笑」    
ん? ビビってんの?だと!?最近、タメ口になることが多くなった。
ただただ悶絶である。それにこの煽りよ、、、萌えちまうだろうがっ!    

私「正直、ビビってますね、、てかさぁ、今日、誰と遊ぶか話したりしてる?」    

同期「同僚と遊ぶとだけ言っています。出てきたりしませんよ笑」    

 

15時15分~16時半 キャッチボール
同期の家からすぐ近く(田舎基準)の総合公園に到着。    
それぞれ持ってきたグローブとボールを持って、駐車場から公園に向かった。    
土曜日だというのに大して人はおらず、思う存分、キャッチボールができそうだった。 私は家にあった軟球のボールを持ってきたが、同期はソフトボールを持ってきた。    

私「ソフトボールでするか」    

同期「社会の底辺さんが持ってきたボールでいいですよ。ソフトボールは投げにくいと思います」    

私「オッケー。準備運動しようか」    

同期「すごい楽しみ笑 ちゃんと投げれます?笑」    

私「20年ぶりくらいだから、 明後日の方向に行くかもしれん」

同期「20年はすごい笑」   

私と同期は屈伸したり、肩を回したりして準備を整える。
いよいよ始まるガチキャッチボール。    

同期「初めは近くからでドンドン離れていきましょ!」    
最初は10メートル?くらいから始めた。    

同期のボールは私の胸あたりに正確に投げられたが、私は若干逸れることが多く、同期を少し動かしてしまった。てか、フォームだけでわかる同期の上手さよ。    

私「ごめん、やっぱりコントロールが、、、」    

同期「全然大丈夫ですよ!ちゃんと捕れてて安心した笑 徐々に離れていきましょう」

離れることで、さらに同期を動かしてしまうか不安だったが、慣れたのか逆にコントロールが定まるようになってきた。    
投げては一歩下がる、投げては一歩下がる、投げては一歩下がるを繰り返す、投げては、、    
何メートル離れたのかわからないが、かなり離れたと思う。
私が全力で投げても彼女まで数メートル届かなくなってきた。
彼女が少し前に出て捕球する。    
しかし、同期からのボールは私に届く。いや、届くどころか、私を超えて私が数歩下がって補球することが多くなった。    
私「いや、ちょっと待って!!!肩つよっ!!!マジかよ」

私は同期に届くように大きな声で言った。    
同期「え~まだまだですよ笑 社会の底辺さん、届かなくなってますよ~笑 がんばってくださーい笑」    
私「わかった。ちょっと本気でやったるわ」  
私は肩をグルンと回して準備を整える。

同期「本気見せて見せて笑」    

私はライナーで投げることを諦め、上に全力で投げる。それでやっとギリ届いた。    

同期「おおっ!すごい!でも肩おかしくしないようにしてくださいね笑 そろそろ私も全力で投げていいですか」    
本当に全力じゃなかったんかい!!えっ、何この人…… 経験者ってみんなこうなのか?私「よっしゃっあああ、ばっちこーい(声は大きいが若干震え声)」    
同期が先程の私同様、上に球を投げる。その球はグングン伸びて私を軽く超えた。
もはや唖然。ポタッと地面に落ちた球を捕って、すぐさま彼女の元に駆け寄った。    

同期「どうしました?疲れちゃいました?」    

私「いや、さすがにおかしいだろ!!あの、、何者なんですか?」    

同期「何者って笑 ピッチャーやってたし、私、肩はかなり強いと思います!」    

私「いやいやいやいや、強すぎないか?実はプロだったりしない?」    

同期「そんなわけ笑 でも、中学の時は私結構有名でスポーツ推薦、というか強豪校から誘われたりしてました」    
私「......まじか、え、マジ!?〇〇さん、細いしそこまでとは思っていなかったわ」  

話を聞いたところ、父も兄も高校時代は投手をやっていて肩が強い家系かもとのこと。
また高校行くまで女子で自分より肩が強い人は見たことがなかったと発言。    
税理士試験4科目合格していて、肩最強とかスーパーウーマンかよ。    
そこからは完全に遊ばれた。彼女が遠投して私がフライを捕る。
しかし、私は届かないので、少し近づいて投げる。そして後ろに下がるのだが、なぜか私が下がり切る前に彼女は投げるのでダッシュで何とかフライを捕る。
それを何度も繰り返し私の息は完全に上がり汗もダラダラ。
一方、彼女は汗を少しかいている程度。    

私「ちょ、ちょっと休憩。スパルタすぎます、、監督」    

同期「私も少し疲れたかな。ちゃんとフライ捕れていてびっくりしました。本当に運動神経いいんですね。経験者ではないんですよね?」    

私「いや、そう見えるか?運動神経いいと思ってたけど自信なくなったぞ」    

同期「経験者じゃなくてここまでできるのはすごいと思いますよ」    
そこからはお互い謎の褒め合い合戦。10分ほど休憩した後、ピッチングもした。
同期の球は速かったが、遠投ほどの衝撃はなかった。
私も同期に座ってもらいピッチングをした。    

私「何キロくらい出てるかな?100くらい?」    

同期「多分80くらいしか出てませんよ…...」    

 

16時半~19時 ボウリング、着替え
キャッチボールで1時間も潰せるかなぁと思っていたが、気付いたら16時半近くになっていた。    
私「予想以上に汗かいたから俺もさすがに着替えたい。そうなるとバッティングセンターとボウリングの両方は厳しいか」    

同期「社会の底辺さんも一度家に戻るってことですか?」    

私「うーん、そうしたいな。〇〇さんが着替えている時に。そうなると時間きついか」

同期「ボウリング1ゲームなら30分くらいでできると思いますけど、、、」    

私「バッティングセンターの方が短時間でできそうだけど、やっぱりボウリングがしたいんだ笑」    

同期「ボウリングがしたいです!バッティングの方がいいですか?〇〇(居酒屋の名前)の予約を遅らせることってできないかな?」    

私「いや、俺もボウリングしたい!!聞いてみるわ」    
居酒屋に電話をしたら、あっさりと予約時間は変更できた。    
16時半~17時半 移動、ボウリング    
17時半 同期が着替えるために同期宅 俺も自宅に一旦帰って、1時間後、18時半に再び同期宅    
19時~ サシ飲み    
こういう予定となった。    
(......あのさぁ、おやじ、言いたいことはわかるよね? お前、時間の読み甘すぎだろ。もっとちゃんと予定立てろよ)    
    
総合公園からボウリング場までは車で10分くらいで着いた。    
靴を履き替え、お互いボールを選ぶ。    
私「なぁ、せっかくだから罰ゲーム決めて勝負しないか」    

同期「いいですね笑 罰ゲーム何にします?」    

私「負けた方が勝った方のお願いをひとつ聞く」    
やばい、さすがにキモいか、、、と思ったが、心配はいらなかった。    

同期「じゃあ、私が勝ったらブログみせて!!」    
彼女はノリノリでそう言った。    

私「それはさすがに勘弁してください汗」    

同期「えー、じゃあ一生ギャンブルしないでください」    

私「それは俺が勝っても一生しないよ」    

同期「それなら、飲む時、面白い話聞かせてください笑 社会の底辺さんのお願い事は?」    

私「面白い話か、そんなんでいいのか。俺からは、、、税効果会計のことでちょっと教えてほしいことがある」    

同期「そんなこと!? つまんな(呆) もっと何かあるかと思った」    

私「いや、結構悩んでいて一緒に考えてほしいんよ」    

同期「私で役に立つかわかりませんが、勝ち負け関係なくいいですよ。私が勝ったら、ちゃんと面白い話してくださいよ笑 私が面白いと思うまでダメですから笑」    

私「……いいよ、飛びっきりの面白い話がある」    

ボウリングは目を覆いたくなるえぐい結果だった。    
全然いい勝負にはならず、ダブルスコア以上つけられて私が負けた。    
やばい、マジで真っ直ぐ投げられない。    
結局、2ゲームやったのだが、どんどんコツを掴んで同期は上手くなっていくのに私は一向に上手くはならなかった。    
えぐすぎるスコア画像はnoteに貼ります。    

 

19時~ サシ飲み
お互い一旦着替えて、変更した19時に馬刺しメインの居酒屋に予定通り到着。    
もちろん、最初から女性と二人で飲むのは人生初だが、この時には全く緊張していなかった。    
noteの方に書いたが、私と同期は先輩と3人で行われた飲み会の後、二人で飲んだ経験がある(私はお酒を飲んではいないが)    
まぁ、この経験が仮になくとも私は緊張はしなかったであろう。
なぜなら、私と同期はお互いのことを好きでもなんでもないのだから。
(お前それ言うのほんと好きだな)    
居酒屋に入ると、事前に写真で見てた以上に内装が暗目で知る人ぞ知る名店といった感じだった。あと、お客少ない、、、    
そして、メニューが馬関係ばかり!同期はもう食べたいものを事前に決めていたとのことで、すぐに注文をしていた。    
客が少ないからか注文すると、すぐに飲み物と食べ物が来た。同期はレモンサワー、私はジンジャエール。    
私、同期「お疲れ様ー」っと乾杯。    

同期「社会の底辺さん、馬刺し、あまり食べたことないんですよね? ここで良かったんですか?」    
私「自分では絶対に行かないお店だし、馬刺しってどんなか食べてみたかったし全然大丈夫」    
同期「それなら良いんですけど。さっき言ってた税効果会計って△△のことですよね?」    
私「そう!本当にわからん。俺に丸投げだし、去年の資料見ても前任が何をどうやったのか何もわからん。本当に苦しい」    
同期は私の悩みを真摯に聞いてくれて、月曜日一緒に資料を見てくれるとまで言ってくれた。本当に心強い。    

私「やっぱり底なしに優しいな。天使としか思えない。いつか何かお返しするわ」    

同期「出た天使発言w 社会の底辺さんほどではないですよ。 お返しって、私の方が普段教えてもらってるじゃん」    

同期「さぁさぁ、面白い話お願いしまーす(^^)/」    
まだ始まって数十分なのにすでに若干酔っているのかテンションが高い。    
私「面白い話ね、、、面白いっていうかびっくりする話かもしれない、いや、絶対びっくりするとは思う」    

同期「えっ、なになに気になるじゃん」    
ボウリングの一件がなくても、このことを今日話そうと心に決めていた。なのにだ。

私「やばい、、いざ言おうとするとめっちゃ緊張するわ」    

同期「そんなに!おもろww 重大なことなの?」    

私「俺にとっては一大事。というか実は、俺は今、人生のターニングポイントにいるんだ。岐路に立っている」    
同期「待って、めっちゃ自分でハードル上げるじゃんww 転職するの?」    
私「いや、近いうちするかもしれないけど、、、うわぁ、サラッと言えばよかった、、わかったあああぁ!! 当ててみてくれ!!」    

同期「www 落ち着け!笑 彼女ができた?笑 好きな人ができたとか?笑」    
ああ、やっぱりこの子はすごいと思った。気を抜くと色々と見抜かれそうと思った。

私「……あっさり正解するな、、そう、好きな人ができた」    

同期「それは面白い!!まさか社会の底辺さんと恋バナができるなんて笑 相手はどんな人なの?」    
私は心を落ち着かせて話す。    
    
その人とは2週間ほど前に出会ったんだ。    

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